店主のブログ

☆4/23はドイツビールの日☆

2015年04月22日


 

やっと太陽が出ましたね!!このまま、GWまでもって欲しいものです。。。

さて、明日4月23日は【ドイツビールの日】とされているのをご存知ですか??

今日は、この日についてちょっと長めに書いてみようと思います。ご興味がある方は、是非、読み進めてみてください(^_-)-☆

特に興味がない方は、とりあえず、今日もシュパーゲルご用意してますので、食べ逃さないうちにご来店くださいませ(*‘∀‘)

 

では、ここから本題です!!

16世紀のドイツでは、麦芽、ホップ、水の主原料の他、スパイスやハーブ、果実などを使用してビールが造られていました。しかし、ときには、毒性のある植物を使い悪質なビール(もはや、ビールと呼べないもの)が横行。。バイエルン公国では、国内のビール需要に対し質の良い北ドイツ(アインベック村等)のビールを輸入していたが、当然のように割高になるため、自国内で安価で質の良いビールを生産、供給し、またそれにより税収を得ようとした。

そのため、バイエルン公国内の各都市で、ビールに関する条例が定められました。文書で確認できる最古の条例は、1156年にアウクスブルクで制定されたドイツ最古の都市法で、中にはビールについて「劣悪なビールを作るものあるいは量をごまかすものは処罰に値する・・・」と定められています。その後1393年にはニュルンベルク、1363年にミュンヘン、1434年ヴァイセンゼー、1447年にはレーゲンスブルク、1493年にはバイエルン・ランツフートの公爵領などで、それぞれビールの味と品質を守るための条例が定められたり、ビールの品質管理が行われたりしました。

その集大成として、1516年4月23日 バイエルン公 ヴィルヘルム4世により、【ビール純粋令(Reinheitsgebot)】ビール純粋令が制定されました(これは、有効な食品に関する法律として世界最古)。その内容は、

『ビールは大麦、ホップ、水のみを原料とすべし』(後に酵母も追加)

あれ??だとすると小麦を使ったヴァイスビアは法律違反では?となりますよね。。。

この【ビール純粋令】の目的を紐解いていくと、その謎が解けていきます。。。その目的の1つは、前述しているように《ビールの品質向上》そして、もう1つ

《不足しがちだった小麦とライ麦(パンの原料)の使用制限》この時代、ドイツでは、深刻な食糧難だったそうです。ですから、大量に原料を使用してしまうビール原料として、制限をかけたのです。

ただ、例外として、宮廷や修道院でのビール醸造に関しては制限もなく、小麦を使ったヴァイスビアが造られてきた!という訳です。これにより、ヴァイスビアは【貴族のビール】と呼ばれ、高価なビールとされてきました。この高価で美味しいビールにより、国の収入も上がったそうな。

また、あまり知られていませんが、この法律には

『大麦麦芽のみの使用は、下面発酵で醸造すること』『小麦・ライ麦を使用する場合は、上面発酵で醸造すること』との制約もあります。

様々な、制約の中で美味しいビールが確立されていったということですね。。

 

現在は、法律としての効力は失効していますが、「ビール純粋令」はその後の歴史を経て生き続け、500年以上経った現在でもドイツ国内で醸造されるビールに「ビール純粋令」が受け継がれています。それが、ドイツビールの伝統と文化、品質と味が維持されていることに繋がっているのだと思います。

1995年に、ドイツでは「ビール純粋令」が発令された4月23日を「ドイツビールの日」と定められ、ドイツ本国でも様々なイベントが行われています。

 

と、長くなりましたが、【ビール純粋令】についてのお話でした。

明日は、その歴史に思いをはせて、ドイツビールで『プロースト』してみませんか?(^O^)/

以上、OKIでした(^^ゞ

PAGE TOP